Anne-Marie 

別れてからも、すごくいい関係だった
昔の恋人のママが亡くなりました。


数ヶ月前、彼から、彼女が癌だということを聞いて、
手紙と、英語があまりできない彼女のために、いままでに旅行した国々の写真を送っていました。

せめて、
間に合ってよかった。


彼女の死から一ヶ月遅れて届いた彼からのメールには、
彼女が手紙と写真をとても喜んでいたこと、2人で私の話をしたこと、
遠い過去になってしまったあの頃の話が彼女に笑顔をもたらしたこと
そんなことが、悲しみと充実感と共に、綴ってありました。


She had her last breath, while my hand was on hers and me massaging her forehead...She was at home, shared and loved


彼女がどれだけの治療を選んだのかは分からないけど、
最期まで自宅で、愛する息子におでこをなでられながら旅立った彼女は、
きっと、すごく愛に満ちた最期を過ごしたのだと思います。


彼から初めて彼女の病気について連絡を受けたとき、
彼女は既に抗がん剤の治療を始めていて、髪が抜け始めていました。
彼は、そんな彼女の姿を、
“I admire her”
と言っていた。
うまく言えないけど、そういう2人の関係をすごく心強く感じ、これから家族で支えあって、病気を乗り越えていくんだと思いました。




あの時、1日だけでもフランスに会いにいけばよかった。
会いに行けない申し訳なさをごまかすような手紙や写真じゃなくて、手をなでに行ってあげればよかった。


いまも、彼女が亡くなったのに、すぐに仕事を放り出してフランスに駆けつけてあげられない自分の仕事と立場が
とても悔しいです。





5年前。




ワインとスープをみんなで食べて、みんなで片付けたあと、私たちは二階に追いやられて、
彼女たち夫婦は、一階のソファで、仲良く肩を組んで映画を観ていて

言葉はあまり通じなかったけど、”Ca va?”(元気?)と聞かれて、"Tres bien, et toi?”(うん、ママは元気?)と言っただけで、すごく喜んでくれた。



いつか彼女のもとを訪ねるとき、
いまと変わらない心で、彼とも変わらない関係で、
彼女が誇りに思ってくれるようなことができていますように。

そのときになっても、いろんなことが遅くなくて
ちゃんと、思いを伝えられますように。



Comments

辛いですね。
人の死も動物の死も、残された者には大変辛いものです。

ただ、ママがご自宅で家族に看取られながらとてもいい旅立ちをされたとお察しいたします。

いつか、フランスを訪れ、ママやご家族と再会されることを祈っています。

> towa-scoさん

優しいお言葉をありがとうございます。

いつか後悔しないように、日頃の親孝行と動物孝行を大事にしたいと思います。

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