ワールドコム事件 

巨大企業はいかにして崩壊したのか?
のエンロンの直後に崩壊したワールドコム事件を、グロービスのケースでやりました。


私たち個人株主は、たとえ株主総会に出て
「こんなパフォーマンスならCEOをクビにするに一票」を投じなくても、
「株(や投資先)を別の会社に乗り換える」というオプションがあるだけで、実はものすごいプレッシャーを会社に与えているのだと思いました。


そういった個々人が与えるプレッシャーや、短期間の利益を求めるFund やVCからのプレッシャーが企業を圧迫し、消費者は利益を押し下げる方向で圧迫してくるし、
政府は規制、規制と言いつつ会社の利益を上げてくれるわけでもなく、
だんだん何のために戦ってるのかが分からなくなる。

そして、「次の期の利益で調整すれば大丈夫。一度だけ」という誘惑が働く。


・・・But once it starts, there would be no reason to stop and say "sorry we are not profitable anymore”




でも、環境というものは恐ろしいもので、
会社の人全員が「利益が全て、出せないやつは人間じゃない」みたいな空気になると
だんだんとそれが正しいような気がしてくる。
どんなに自分は悪くないと思っても、毎日周りから白い目で見られるプレッシャーは
人をおかしくする。


ワールドコムの中にも、不正を強制されて、脅されて、不眠症になりながら不正を続けた人もいました。



でも、ワールドコムの不正によって民間人や社員が受けた被害は生半可な額じゃないし、生きていけなくなった人さえもいて、
それは、5000万円の給料をもらっている人が、「他に移る仕事もないし、保険も会社が払ってくれていたから仕方なかった」という理由で手がけてもいいことじゃなかったと思います。


エンロンの映画にも出てきましたが、たとえ「実験だから続けて」と言われても、
叫び声を上げる無力な人に電気を流したりしてはいけないのだと思う。
1人で反論することは怖いけど・・・



久しぶりに数字を使わない
でも頭を使うケースでした。

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