忘れられない瞬間 

MBAのエッセイにはよく、Defining Momentについての質問がある。

自分にとって忘れられない瞬間、いまの自分の強みや弱み、機動力となっている瞬間を聞くもの。

INSEADでは強みや弱みと同じスペースに書くことになっていて、文字数は少ないんだけど、
自分にとっての忘れられない瞬間、というか光景をもう一度考え直すいいキッカケになった。




それは、インドでのシーン。



インドでは、カルチャーショックとはまた違う、色んな大変な経験が多かった。


牛や野犬が眠る月明かりの中、毎日朝4時の電車にのって子供たちの待つ場所にいったこと。風邪をひいたままでの水シャワーとか、毎日の停電、ボランティアメンバーの入院とか、痴漢とか・・・。(痴漢、ほんと多かった・・・)




それでも忘れられないのは、
ボランティアメンバーが風邪をひいて休むことになって、
旦那さんと2人ぽっちで、暗い道をびしょびしょで駅に向かった、ある寒い雨の日のこと。



寒かったし、きつかったし、風邪気味だったし、本当は自分も休もうかと思った・・・、
けど、着いたとき、私たちを見つけたときの、子供たちの笑顔。


驚いたような顔をして、笑って、
雨の中、震えながら、はしゃいで、
ことばは通じないけど、「今日はこないと思った!」と言ってた。

あの笑顔。






彼らはただいつも受け身で、待つしかなくて、こんな風にして、誰かが来なかったこと、去っていったことなんて、きっと何度もあるんだろうと思った。


雨の日も、寒い日も、この子達は駅で、毎日朝を迎えて、
私たちがこないと歯も磨けないし石鹸もないしパンもない。




雨の中ぴちゃぴちゃと裸足で、嬉しそうに手を引いて他の子供たちのいる場所に連れてってくれたこと。

あの笑顔は、うまく成果がでなくてめげそうなとき、いつも、自分ががんばってる原点を教えてくれる。






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