時が経って 


男の人とまともにつきあうようになってから十数年が経って、
十年前につきあった人と再会、みたいなことが何度かあった。

私も幼かったし、相手もいまよりは未熟だったわけで、いまだから聞ける話、のようなものを聞いていると結構面白い。



たとえば、大学のときにずっと片思いしていたひとつ上の先輩からは
「ともこが八方美人だったところがイヤだった」
「つきあった人たちから異常に溺愛されているところが怖かった」と言われた。
私は、「部長だから部内で手を出すのがイヤなんだろう」と呑気に思っていた。


留学から帰る間際につきあった、何を考えているか全然つかめなかった子は
7年経ったいま、「すごく好きだったけどあの頃はすごくシャイだったんだ」と言っていた。
私は、「この子、きっと私に流されてるんだな」と思っていた。


そして、15歳ぐらいのときにつきあった10コ上のバイト先の人からは
「やばい、高校生に手出しちゃった、まずい犯罪だ。と思ってた」と言われた。
私は、「この人、世の中に怖いものなんてきっとないんだろうな」と思ってた。



・・・うーん、こうしてみると、私、人の心を読む才能、ない。

というか、過去の自分を振り返ってみると、
なんて無謀で、なんて深く考えずにフィーリングで行動してるんだろうといつも思う。

色々な物事を、幼いなりに自分の納得のいくカタチに整えて、処理してきたということなのかな。




時が経つって、悲しいことではあるけど、
一方で、過去の関係を新しい目で振り返ることができて面白いなと思った。

言い換えれば、どれだけ時が経っても「もう遅い」なんてことはないのかも知れないなと思う。



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