マリンディへ 


実は、こっちに来てからも時々ビートルズを聴いている。

何かしながらではなく、ただ景色を見ながら聴くせいか、こっちでは、一曲一曲が鼓膜に染み込んでくる。
どこまでも続く緑を見ながら聴くNowhere manが、こんなにいいなんて。


朝10時に、バスに乗ってモンバサに向かった。

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景色を見ていて驚いたのは、どんなに果てしなく広がる草原の中にも、小さな家々があり、ところどころに集落があり、病院や学校が建てられているところ。

こっちの建物は、いちいち可愛い。
ケニア人、センスいい。

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夕方にモンバサに着き、バスを乗り換えてマリンディに向かった。
少しずつ、日が暮れてゆく。






旅先の夕暮れほど郷愁を誘うものはないと思う。

夕闇に溶けていく人々、一つ一つ灯っていく家々や車の明かり。
星野道夫のいう、人々の営みが抽象化されていく瞬間。







ナイロビで過ごした最後の日。
夕暮れの中、友達家族をカフェで待っていた。

クラクションの音にカップなどを散らかしたままあわてて出て行こうとする私に、お店の人が笑って、「That's okay. Say hi to your family」と言った。

あの夜、私をホームシックにしたもの。
そこに重なる、いつの日か恋焦がれる家族の姿。


どこにいても、2人がいつまでも私を近くに感じていてくれますように。

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