手を放す 


いつも友達に公言しているように、
私は、何かを必死で手に入れようとしたりするタイプじゃない。

悲しいものを見たらただ目をつむって、別の、もっと楽しそうなことに目を向けるだけ。

たとえそれが自分の体にきついようなことだったとしても、心が苦しいよりはマシだと思った。
あきらめが早いことは、悪いことばかりじゃなくて、防御の一種でもあるんだと思う。



半月と星明かりの輝く、朝5時の気が狂ったような空気の中で、
どこかしんと、心が冷めた自分がいた。

自分なりに頑張ったと思うし、
もう手を放してもいいなと思った。


この、バカみたいに笑い転げるいい年をした可愛い大人たちの中で、
私は十分愛されてると思った。

INSEADでの絆は、決してネットワークだとかキレイなかっこいいものではなく、
傷をなめ合うような、弱いところを黙って重ね合うような、そんな絆だと思う。


今日この夜に、みんながこのプールの中にいてくれてよかった。

空に月と星があって、ホテルの灯りが眩しいぐらいに明るくてよかった。



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