一年前 


飛行機の中で、フランス映画を見ていた。
去年の今頃は、パリへ向かうフライトの中だった。

一年前の日記に書いてある言葉。
「土曜日の夕方に一人で目が覚めても寂しくないような、ここに、居場所を築いていかないと」


今はもう思い出せないほどに、前を向いて、一人で、頑張った時間だった。

あのままフランスにいたら、今頃どうなっていただろうと思う。

INSEADに行く前から夢見ていたDream job。

誰もいないわけではなく、予定がない夜に誰かに電話をすれば誰かはきてくれる、
そんな日々だった。
少しずつ、一日にフランス語だけしか話さないような日が増えていく、そんな流れだった。




いろんなものを手放して、このサンフランシスコに来たことを、後悔はしていないと思う。
それぐらいに、私が人生の過程で向き合わないといけないものが、ここにはあったんだと思う。


すべての人とは、すれ違い、それでも愛し合い、それでもすれ違って、人は、それぞれ一人で、その時々ですれ違う他人と支え合いながら、生きていく。

それは悲しいことでも寂しいことでも全然なくて、
むしろだからこそ全てのいざこざが全部愛おしいような、小さな、小さな流れの一部なんだと思う。



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