サンフランシスコ 


よく、「しばらくここにいるつもりなの?」と、驚いたような感じで聞かれる。

ひとつの場所にずっといたいと思ったことは、確かに久しぶりかもしれない。

独立記念日やBay to Breakersのような、一年前と同じイベントを同じ国で迎えることを、不思議な気持ちで見ている。
なんだか毎日がデジャヴみたいだ。


手をつないで歩くゲイの恋人たちや、イベントもないのに仮装している人、
道端に寝転がって日光浴をする人たち。

天気がいいからという理由で水着で街に出かけてしまったり、気まぐれにワインを買って近くの公園で飲んだり、こんなにspontaneousで、何もかもが許される場所を、とても好きだと思う。

日曜日の昼下がりの公園の、怠惰でホロ酔いの自由な時間。


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この街が合っていると思う。
ここは、私を自由にしてくれて、なんでもできるような気持ちにさせてくれて、いつまでもこのままでいいような気持ちにさえもさせてくれる。
まるで御伽噺の中の国のような、どこか世界から切り離されたような、ある意味危うい場所なのかもしれない。


たくさんの人が流れてきては、居ついたり、また去っていく。
去るのもは追わず、来るものを拒まない、温かく器の広い、そして同時に冷たく淡白でもある街。

きっと、いろいろな人が去っていくところを何度も何度も見てきたんだろう。


ピンクと青の混ざった、白昼夢のような昼下がりと霧の夜とをつなぐ夕暮れ。
この空に包まれる度に、いろんなことが大丈夫になるような気がした。


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