空港 


空港で大好きな友達たちと別れたあと
散々に酔って、みんなに、「乗り遅れないようにね」なんて笑われながら
空港のカウンターでひとり、財布の中の円をドルに入れ替える

その瞬間、気が引き締まるような、ほっとするような、
あぁ、ここは一時的なパラダイスだったんだと思う


ゲートをくぐったあとは、どんなに頑張っても、まるで新しい朝が来たように酔いが引いている

ここにいるたくさんの人たちが、過渡期のようにこの空港を、通りすぎるだけのポイントだと感じている空気を感じる



あの階段を上って、ほんのちょっと眠って目を覚ませば、私はあっという間に現実の世界にいて、また、何事もなかったかのように日々が始まるんだろう

別に苦しいことではないけれど、なんとなく、何度でも何度でも同じことを繰り返しているような、
それでも、たぶんきっとみんな、そういう時間をそれぞれが何度も繰り返してきたことなんだと思う


人生はきっと、ずっと、どこからかどこかへ行くことの継続なんだろう


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