過去を振り返ることは、決して悲しいことなんかじゃない 


3年日記を書き始めてもう4年近くになる。
このまえ、ふと思い立って、週末に雪を連れて、ただカフェやバーを転々としながら4年分の日記を読み返してみた。

そしたら、思っていた以上に苦しくて、たくさん涙が出て、いつも笑顔で話をするバーテンダーのMeganが心配そうにしていた。


それでも、光の中でたくさん泣いたら、なんだか幸せな気持ちになって、このカリフォルニアの太陽の下で、美味しいワインやカクテルを飲みながら、雪を抱っこしながら、これを読めてよかったなと思った。


私は、たくさんの人に愛されて、そして愛してきたんだなと思う。

よく、時間が傷を癒すとか、すべてを解決するとか言うけれど、それはただ単に、自分のいいように忘れてしまっているだけで、傷なんて、本当は癒えたりなんかしなくて、その「時間」という蓋の下に、そのまま残っているんだと思った。

日記に残されていたひとつひとつの別れは、いまでも、その頃と変わらないぐらいに胸を痛めて、ありがとう、ごめんね、ありがとう、と、たくさんの人に、何度も何度も思った。


この日記に書いていなかったら、きっと覚えていなかったような小さなこと。

時間に流されて忘れられてしまうそれらのことは、決して大事な出来事じゃなかったわけじゃなくて、この小さな積み重ねがいまの自分を作っているんだと、すべてをちゃんとこうして思い出せる形にしておいてよかったと、心から思った。


ケニアでホームシックになったときに、たまたまTwitterで起きていた友達が優しかったこと。

いまはもう会えなくなってしまった人たちと、当たり前のように毎日会っていた時間。

夜中に怖い夢を見てお母さんに電話したら、午後の忙しい時間なはずなのに、私の訳のわからない夢の一部始終を全部聞いてくれたこと。



私たちは、いつも未来を夢みて生きているように見えるけど、本当はすべては手探りなんだと思った。

未来なんて、自分で計画できるようにいくらでも見えて、本当は明日のことなんて何もわからなくて、いまのこの自分の決断がどういう結果を招くのかなんて、本当はすべてただの運命でしかなくて、みんな前を向いているようで、本当は目をつむって生きているようなものなんだと思った。


そしたら結局、過去にあったこと、出会った人、与えられたものに感謝すること、そして、いま目の前にいるひと、目の前にあるもの、目で見える「いま」というものを精一杯大切にして、誠実に、いまを一生懸命に生きることしかないんだと思った。


過去を振り返ることは、苦しいときもあるけど、決して悲しいことなんかじゃない。

人生が終わるときには結局、残るものは全部、過去の積み重ねでしかない。



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Comments

ともちゃん。♪

ともちゃんは、やっぱり素敵なひとだ。会わない時間がどんどん増えて行っても 本当に褪せない人やなぁ。魅力的。あたしもがんばろっと♪

  • [2014/04/23 16:36]
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  • みーちゃん
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