ジンとコーラと何気ない週末 

次の日に彼から「他人の誕生日パーティでなんでそんなに酔っぱらえるんだ?」と言われるほど私たちは酔っていて
覚えているのは、シャンパンをコーラのように一気飲みしていたことと、巨大なジンをボトルからそのまま飲んでいたこと

ステージから見えるフロアはキラキラしていて、カメラのフラッシュがまるで音楽に合わせるように光っていた



2時になって、フロアに灯りが戻る頃には、私たちは、しゃぼん玉越しに世界を見ているみたいに幸せにできあがっていた
誰がどこにいるのかも、コートがどこにあるのかもわからないぐらいの勢いで

笑いながら乗り込んだタクシー
窓の外を流れたサンフランシスコの夜景


バカみたいに流し込んだウイスキーやバーカウンターで交わした悪戯な会話が、
ぜんぶ頭の中でぐるぐるしていた


そして、私たちは幸せなまま眠りに落ちて、夜は静かに更けていって、
私たちがこぼしたウイスキーも落としたイヤリングもキレイに片付けられ、
何事もなかったかのように、私たちはまた待ち合わせて、平和に買い物をしたり、ヨガマットの上でじゃれあったり

何事もなかったかのように、また人生は進んでゆき
こんなバカみたいな、ただの何気ない週末を、私たちは幸せにくりかえしていく

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