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To forgive and to forget 


先週、友達に誘われてThe Suitというshowを観にいった。

前の日に最高に飲んだせいで、二日酔いというよりもまだ酔っていて、ふわふわとした気持ちで観ていたら、なんだか肩を揺さぶられたような気持ちになった。


舞台はアパルトヘイト時代のヨハネスブルグ。
浮気をしていた女性が旦那さんに見つかって、捕まえた浮気相手のスーツと一緒に生活することを強要されるという、(自分でも書いていて)よく訳のわからないストーリー。


物語の後半で、スーツとダンスをさせようとする旦那に違和感を感じた友人が、彼を呼び出して事情を問いただす。

"I have no choice"と訴え続ける旦那さんに、友人はきっぱりと、"No. You always have a choice to forgive, and to forget"と言い放つ。

目を覚ました旦那さんが、「許すよ」と言おうと自宅に戻ると奥さんが亡くなっていた。


彼の、"to forgive, and to forget"という言葉がいつまでも頭から離れなかった。


私にも、どうしても忘れられない経験や、頭から離れない思い出、思い出すとまだ嫌な気持ちになる存在の人がいる。

できることは、ただ時間が経つのを待つこと、思い出さないように、会わないようにすることしかないと思っていて、必死で前を向いて歩いていたけど、私には、その、"forgive"という部分が欠けていたんだな、と初めて思った。


許さないまま、許せないと思ったまま先に進むことなんて、本当はできなかったんだと思う。
目を逸らす前に、きちんと、向き合って、その許せなかったことが、なぜ起こったのか、そこから何が変わったのかをきちんと見つめて、「仕方なかったよね。分かるよ」と思ってあげないとだめだったんだと思う。


そう思って、ふと、許せないと思った出来事のことを思い出していたら、そんなことをしてしまった彼らの中にも、苦しみや葛藤があって、それはそのときのきっと精一杯の選択で、仕方なくそうなってしまったんだな、と思った。

そしたら、苦しいと思っていた気持ちがふーっとなくなって、無理やりではなく、自然な気持ちで、前を向いて歩いていけるような気がした。


William Nadylam+Rikki Henry+Nonhlanhla Kheswa-Découverte © Pascal Victor-Artcomart

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