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遠くに光る星 


いつも、遠いところに旅に来ると、やけに恋しいような気持ちになる。
離れたら気持ちが離れてしまうとよく言うけれど、
離れることで分かる気持ちもある。

私はいつも、あんなに大切なものに囲まれて生きていたんだと
遠くから切なく、しみじみと思う。


そばにいると、当たり前のようにそばにあるような気がしてしまうもの。
星のように温かく、キラキラと光る、小さな大切なかたまり。



空はあまりにも真っ青で、ずっと見ていると泣いてしまいそうだった。

旅先で出会った人たちはみんな優しくて、その優しさに、胸が切なくなった。



夕方のワインバーで流れた、あの晴れた日にボートの上で聴いた曲。
昔なら神様からのサインのように思えたそんな偶然も、見なかったことにするという選択肢もあるんだと知った。


最後の夜というものは本当はもっと曖昧で、もっと、思い出したくもないぐらいに、人間くさいものなんだと思う。
私たちは弱く、もうダメだとわかっていても、何度もやり直してみたりする。



どんなに近くきつく抱きしめても、結局私たちは別々の個体で、
抱き合うことが、私たちが近づける距離の限界なんだろう。


日が経つごとに、だんだん遠くなる。
少しずつ、あれは夢だったような気がしてくる。


時間という魔法は、残酷で、優しく、そして、どうしようもなく確実なもの。
すべての瞬間や一瞬は、必ず思い出になる。




そして、私たちは
また誰かに愛されて、誰かを愛して、
バカみたいに真剣に泣くんだろう。

その涙が
いつまでも
尊いものでありますように。


みんなの優しさにきゅっとなって笑ってしまう私の笑顔が
どうか、誰かの心を少しでも
優しく、幸せなものにしていますように。




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